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【黄金の金曜日】(1周年記念)「お題」

久々にぶっ通しの出張をしたら、さすがにバテました。もう、あっという間に金曜日じゃないですか。

さてさて【黄金の金曜日】、いったん一区切りですね。その一周年記念のお題は、「お題」そのものです。

質問に答える形でエントリーを書いたことがある方へ。「問われて書くということ」の効用について、考えてみていただけないでしょうか。 ・どういう質問が「いい質問」なのでしょうか? ・過去、これはいいお題だなと感じたお題はありますか? (なにをもって「いい」とするかは自由です)


問われて書くことの最大の効用は、「自分の常識を超える」ということにあるのではないかと思います。自問自答もそれはそれで良いのですが、「自問」の範囲というのはなかなかに「自分の意識レベル」を超えられないものです。自分の守備範囲の中で予想される問いに答えを返すだけでは、飛躍というのは生まれてきませんから、そういう意味で、「え、そんなこと聞くの?」という問いほど良い問いなのではないかと思います。
そうですね、「問われて書く」ということについては、私自身は「思考の収束」よりも「思考の拡散」を求めます。普段の仕事がどちらかというと「情報収集→分析→収束」という方向の仕事内容なので。

そんな基準で私なりに、「これはちと書くのが難しかった(けど面白かった)」というお題が、

頭字語(Acronym)

とか

グッドデザイン

などですね。書いた内容自体はあまりぱっとしませんが、書いた後でもいろいろと「あんなこと書けたかも」「そういえば、このデザインも面白かった」など、いろいろと考えが広がっていきましたから。

拡散の方向を求めるのであれば「お題ブログ」なんかを作っても面白いかもしれないですね。複数の人間がお題を出し合って、1対多のやりとりではなく多対多のやりとりになるような。掲示板化しないように運営するのは工夫が必要でしょうけれども。

ともあれ、1年間お題を出し続けたkojiさんに拍手。

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【黄金の金曜日】グッド・クエスチョン

あっという間に一週間がたち、今週も【黄金の金曜日】。今回はグッド・クエスチョンがお題。

よい問いは物事を前に進めます。考えさせられた問い掛け、ときどき自分に投げかけている質問、あるいはよく使う質問はありますか?

「じゃ、どうする?」

という質問を良く自分に投げかけます。
たいては、あれこれ考えて煮詰まったときですね。ちょっとコーヒーを注ぎに行って席に戻って一息ついたときに良くでてくる質問です。煮詰まっている自分にたいして、もう一人の「完全他人事モード」の自分が投げかける質問がコレです。

この質問のいいところは、「捨てるものが見えてくる」ということですね。
質問を投げかける前に、ああでもない、こうでもないとこねくり回していたものが、急にモノトーンになってかすみ、ポイントがくっきり見えてくるという効用があります。だから集中力も高まるんですよね。前に進むための必要最小限の事項に集中したいというときに、気持ちを切り替えるうえで私にとっては欠かせない質問です。

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【黄金の金曜日】独創的

いやいや。今週はどういうわけだか、整理券を発行したいくらいの超人気者でした。そんなわけで、一日遅れの【黄金の金曜日】。タイトルは独創的です。

独創とは、『模倣によらず、自分ひとりの考えで独特のものを作り出すこと。』(広辞苑)。独創的なヒト・モノ・コトに出会ったことはありますか?辞書的な定義には反しますが、模倣を重ねて独創に至った例でも構いません。

いきなりですが、kojiさんが書いてらっしゃるように、私も「模倣によらない独創」なんてあり得ないと思います。だいたい、オリジナリティーなんていうのは、模倣をし、経験を積んでいくところから生まれてくるものだと思いますから。

さて、“独創的なヒト・モノ・コトに出会ったことはありますか?”ということですが、入社した当時の先輩(もう退社されてしまいましたが)が、そうでしたね。新しい実験をする際に、いつもそこらへんにあるもので新たな器具を作って難なく実験をこなしてしまう先輩で、憧れの目で見ていました。面白かったのは、入社して5,6年にもなると、今度は自分がそんなことをし始めていたんですね。適当に廃物を拾ってきて、液の注入装置(怪しげ)を作ったりして、一応それなりのデータが取れる・・・そんなことをやっていました。今考えてみると、先輩の後姿を見ながらいつの間にか見よう見まねで、不自由を解決する技を身に着けていたのだと思います。

ということは、やっぱり独創というのは「見よう見まね」から始まるものだと思うのですよね。有名な「アイデアのつくり方」という本にも書かれている通り、新たなアイディアというのは古いアイディアの新たな組み合わせから生まれてくるのですから。

アイデアのつくり方

ところで、kojiさんのエントリに書かれている、長女Mちゃん8歳の例がなんとも言えずいい感じです。こういう子供って大好き。

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【黄金の金曜日】あつまり

いつもの【黄金の金曜日】。今週は、あつまりがお題です。

三人寄ればなんとやら。「ちょっと変わった」「面白そうな」「覗いてみたい」クラブ・会・サークル・結社はありますか?自分がメンバーでなくても構いません。その経緯・意義・効用なども、もしあれば。

天空の舟という小説の中で、伊尹が最初に師事する史官たちのあつまりに興味があります。

天空の舟〈上〉小説 伊尹伝

伊尹が最初に師事した老師は「真実の説話をつたえるものは、みえることがかえってさまたげになる」ためにみずから目をつぶす、というすさまじい覚悟で生きていたようなのです。その史官たちの間で何が語られ、どのように伝えられていったのかを見てみたいですね。語られていることそのものは天象、呪詛などのことであったとしても、本質的に伝えられたのは先人の知恵、人生の要諦のような話のはずですから。

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内なる「他者」

「内なる他者」というのか、完全に自分のことをメタで見ていて、こういうのってかなりツボに嵌ります。

態度が悪くてすみません―内なる「他者」との出会い

だいたい、「相手にすみませんと言わせたらアウト」というのは、そのとおりですね。「すみません」という時は、「もう、この件はこれでおしまいにしたい」ということを暗に言っているわけだから、そこから発展のしようがないですもんね、たしかに。

というような話題もあれば、「私のハッピー・ゴー・ラッキーな翻訳家人生」のように、「そんなんで、いいわけ~?」と笑いの止まらない話もあり、一粒で幾通りにもおいしいお得な本です。極めつけは、内田さんの口癖(活字でも口癖とゆーのだろーか)です。

「ほらね」

なんだか、この一言でなんでも解決してしまいそうで、なかなか良いではないですか。

「ほらね」

今日はなんだか疲れたな~という日にも、お風呂から上がったらつぶやいてみましょう。

「ほらね」

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【黄金の金曜日】グッドデザイン

超多忙の一週間でしたが、なんとか切り抜けて今日も【黄金の金曜日】。お題はグッドデザイン

良いデザインは世界を変える。「これは良いデザインだ」と感じたもの・ことはありますか?Webサイト・製品・空間・建物・街・業務プロセスなどなど。

ヨーロッパの街並み

ですね。古いものと新しいものが上手く融合していて、必要な機能を備えつつ重厚な感じのするあの雰囲気がなかなか好きです。特にパリなどは、八百屋さん、お菓子屋さんなどのディスプレイがそれぞれ凝っていて見ているだけでも楽しくなります。

「街としてのデザイン」ということを考えると、奇抜な設計の建物が一つだけ存在しているとか、自分のところだけディスプレイに拘ってみるということでは決していい雰囲気を作ることはできません。そこを生活の場としている人々が、互いに全体の雰囲気を尊重するとともに住みやすさという機能を確保しないと「ここに居たい」と思わせる街づくりはできないですよね。そう考えると、良いデザインというのは、機能という必要条件とともに心地よさという十分条件を追求しようとする、人の意思の集積結果とも言えるような気がしてきました。

なんてことを書きながら、自分の身の回りが機能一点張りであることに気がついてしまったり。

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【黄金の金曜日】ゲーム

黄金週間の前の【黄金の金曜日】。休暇にふさわしく、そのお題もゲームです。

ゴールデンウィーク。といえばくつろぎ。といえばゲーム(強引)。 夫婦で、家族と、友人と… お勧めのゲーム、あるいはゲームにまつわる思い出はありますか? 室内外は問いません。詩歌なども含め、それで遊べるならゲームです。

ふいに思い出しましたが、小学生のころ、毎日曜日になぜか家族でチェスをやっていました。別にブリリアントな家庭だったわけではなく、どなたかの外国旅行土産でもらったチェスの駒が1セットあったので、家にころがっていた板に升目を描いてそれで遊ぶという素朴なものでした。それでも、その時にずいぶんと「こういう手を打つと、相手がこう出てくるかも」という推測能力はついたように思います。今、会社で部下に対して「アクションをとれば必ずリアクションがあるでしょう。どこからどの程度のリアクションを受ける可能性があるのかあらかじめ推測してから自分のアクションを決めなさい」ということが多いのですが、そんなことを言ってしまうことになった原点は小学生時代のチェスにあったのかもしれないですね。

それにしても、考えてみるとゲームというのはゲームを楽しむという本来の目的以外に、ゲームを通して相手を知るという要素が大きいように思います。どうしたって興が乗ってくれば、普段隠している本性も露になってしまいますからね。下手は下手なりに面白いチェスですが、どうも飛行機の中で暇つぶしに機械相手にやるチェスは面白くないんですよね。やはり、相手が人か機械かというところが大きいのかもしれません。

ところで発想七日!で紹介されていたCatanというゲーム、なかなか面白そうです。初対面の人間が集まったときにアイスブレークでやってみると、あっという間に仲良く(?)なれそうな気がします。もっとも私の場合、その前に「本性」が露になってもいいように少し修養しておかないと。

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【黄金の金曜日】ブログ術

いつも平然とTBを打ってしまう【黄金の金曜日】。今週の御題は「ブログ術」。

ブログや個人的な日記など、「書く習慣」をお持ちの方へ。 続けるコツ、続けて良かったこと、自分なりの活用法などはありますか

続けるコツは特にありませんでした。始めたことを途中でやめるのがイヤというだけで書き続けていたら、そのうち習慣になってしまったというのが実態です。もっとも今年に入ってからは、意識して「書かない日」を設けるようにしています。これは「書かなきゃ」という、何の根拠もない義務感を排除したかったためです。「書きたいときに書く」というのが、一番の続けるコツかもしれません。

続けてよかったことは、「書いたものを通して自分を客観視できる」ということですね。あまり過去にさかのぼって自分の記事を読み直すことはないのですが、それでも書いているうちに「こんな感じのこと前も書いたなー」「発展がないなー」ということは認識できるようになりますから。

それとやはり、人のつながりが増えました。爆発的に増えたということではなく、なんとなく考え方の通じ合う知り合いが確実に増えたと思います。ブログというツールを通して「素の自分」を発信しているもの同士で類は友を呼ぶという現象が起きやすくなっているのかもしれません。普段、職場では「そんなこと照れくさくて言ってらんないよ」と思っているようなことも書いてしまうことで、「いや、実は私もね」と思っている他の人と知り合いになることができているように感じます。

もっともブログでなくても、何か一つ継続することが出来れば同じような現象は起こってくるのだろうと思います。ただ、ブログというのは手をつけやすいですからね。あとは、どれだけ「継続は力」ということのメリットを生かせるか、だけの話なのでしょう、きっと。

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兆し

しみじみと読んで行き着いたキーワードは「兆し」でした。

文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上)

単なる環境問題の本として読むと、何か大きなものを失ってしまいそうです。
文明が崩壊する過程で、結果として環境破壊も起こってきているのですが、そこには「起きてしまった」という側面と「起こしてしまった」という側面が混在しています。そして「起こしてしまった」最初の段階では必ず兆しがあるのですね。

残念なことに私たちはこうして本を読んだり、岡目八目の立場に居れば見えることが当事者になったとたんに見えなくなってしまいます。では、岡目八目の立場を意識し続けるにはどうしたらいいか、ということですが、一つには「高みを意識する」ということだと思います。「目標」といってもいいのですが、「目標」は気をつけないとすぐに目の前のことに置き換わってしまいます。

目の前のことを淡々とやることも必要な時期がありますが、そういう時でも「高みを意識する」ことを忘れないようにしないと「淡々とやっていたはず」のことが「目の前の欲に振り回されていた」ということになりません。そうなってしまったときに、人は深みに嵌り、文明は崩壊するのだろうと思います....

が、下巻はどうなっているのやら。

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【黄金の金曜日】即戦力

恒例の【黄金の金曜日】。今週は即戦力です。

大前研一氏によれば、ビジネスパーソンとしての即戦力のベースは「語学力」「財務力」「問題解決力」(『即戦力の磨き方』より)とのこと。 あなたがここに敢えて一つ「○○力」を加えるとすると、それは何ですか? 自分に足りない力でも、後輩に求める力でも、何でもOK。

自分に足りない力でいうと、目下のところ「構想力」ですね。
「周囲の状況がこう変化しているから、こういう方向にいくであろう」という推測の段階までは良いのですが、「じゃ、どうする」という段階で「どうする」を絵に描いてみると我ながら貧弱なこと。もう、見た瞬間にゴミ箱行きです。「これから仕事をこう変えよう」とか「ここを目指そう」という時に、知らず知らずのうちに気持ちが湧き立つような、そういうグランド・デザインを描く力を磨いていきたいですね。

そのためには、ゴミ箱行きをいやになるほど繰り返す必要がありそうです。

後輩には、「無鉄砲力」とでもいうものを求めたいですね。後先考えずに当たって砕けてみる力。せっかくそういうことが許される年代にいるのだから、滅ぶ経験を積まないのはもったいなさすぎると思うんですよね。失敗しないことで失うものの大きさは、失敗することによって失うものよりもはるかに大きいと思うのですが。そういう経験を積んでからでも「後先を考えるようになる」のは遅くはないと思うのですが、どうでしょう。

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【黄金の金曜日】よい職場には○○がある

「なんだか、まだ水曜日の気分なんだけど」と思いつつ、今週も【黄金の金曜日】です(一週間が早くてびっくり)。今週のお題は、「よい職場には○○がある」、です。

「よい職場には○○がある」という文章の、○○に入る言葉を考えてみてください。その言葉を選んだ理由は何でしょうか。 (例:競争、自由、ビジョン、よい上司、コーヒーサーバー …)

さて。これはですね。いろいろ挙げられますが、一つに絞るとすると

「間(ま)」

ですね。

・教えすぎない
・考えがでてくるのを待つ
・いつまでもダラダラと待たない
・集中力を上げるために気を抜いてみる
・チャンスと観たら間髪を入れずに手を打つ

などなど、みんな「間」を上手く取れるかどうかにかかっているように思います。仕事って相手があってのことですから、関わりあう人や物事との間を的確に見切ることができるかどうかということが、打ち手の確かさを決め、成果を左右すると思うのですよ。

「間」を的確に見切る人同士が集まったプロフェッショナル集団だと、管理があるようでないような、自律式の組織集団になっていくのだろうと思います。イメージとしては、氷でも蒸気でもない、変幻自在の水のような組織。そんな組織(職場)が理想です。・・・しかし、理想を描いたら、現実を見てギャップを正しく把握しなければ(汗)・・・

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ハイパー・メリトクラシー

という言葉は初めて目にしましたが、概念としては非常に面白いと感じました。

多元化する「能力」と日本社会―ハイパー・メリトクラシー化のなかで

この本の秀逸なところは、「誰も言わないけれど誰もが感じているであろう違和感」ハイパー・メリトクラシー化という一つの概念として提起したところにあるのではないかと思います。全体として読むといろいろと突っ込みたくなるところもありますが、それでも読むことによって、今起こっている現象を複眼的に観るための視点を手に入れることが出来ます。

ま、そうはいってもハイパー・メリトクラシー化ってなに?という疑問を持たれる方は多いでしょう。が、疑問が湧きあがっておさえられないようであれば、まずはこの本を読んでみてください。というのも、ハイパー・メリトクラシー化自体、本当の意味での定義づけが難しいように思うので。「ハイパー・メトクラシー化」について、私なり表現すると「新たなる“ねばならない”」というような言葉になりますが、そうですねー、そんな内容の本です。

扱っている命題が大きいので残念ながらこの本一冊では、「じゃあ、どうしたらいいの?」というところまでは完結していません。でも、完結していないところがいいのだとも思います。「じゃあ、どうしたらいいの?」は読者が考えるべきことであり、その答えを与えるような万能の鍵を示さないところが、本質的な解決策につながるのではないでしょうか。

私が得た答えは、「自分の中の“ねばならない”を捨ててみる」ということですが、人によって得られる答えは違うはずです。自分の中の違和感を掘り下げながら、「もやもや」を抱えて付き合う本です。

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【黄金の金曜日】第三の場所

どうも最近、ココログの調子が悪いので、混まないうちに【黄金の金曜日】。今週のお題は第三の場所

家庭でもない、職場(学校)でもない、「第三の場所」を持っていますか。 (コミュニティでも、独りで過ごす場でもOK) そこはどんな場所ですか。そこでは何をしますか。 あるいは、どのような場所が欲しいですか。

今持っている「第三の場所」というと

電車の中

ですね~。

首都圏にお勤めの方は、たいていそうだと思いますが、平日、職場と家以外で最も多くの時間を過ごしているのが電車の中です。私の場合は幸いなことに、ラッシュとは無縁の方向&時間帯で通勤しているので(時間帯については「異常だ」といわれますが)、必ず座れます。

電車の中って結構、いろんなことに集中できるんですよね。本を読むのもたいてい電車の中ですし、作成途中の資料の案を練ったりするのも電車の中です。あまり気を散らすものがないということと、時間が限定されているということで、「場所」と「時間」の両面で制約がかかるということが集中力を高めることに繋がっているのかもしれません。

これから欲しい「第三の場所」というと、

中心にカフェのある図書館(24時間営業)

ですね。駅ビルの中なんかにあるととてもgoodです。
気が向いたらいつでも行けて、だらだらとひたすら本を読み続けたり、くだらないことをしゃべって盛り上がったりなんてことができるといいな、と思います。

・・・とここまで書いてきて気がつきましたが、どこに居ても「やっていること」自体にはあまり変化がないような。
ちょっとクヤシイ。

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【黄金の金曜日】デスクまわりの小物

恒例の【黄金の金曜日】。今週はデスクまわりの小物ということで、こんなお題です。

デスクまわりの小物でお気に入りをひとつ紹介してください。 それがそこにある経緯、それがもたらす効用など。 (今回はPCのデスクトップでなく、写真・文具・玩具などハードウェアに限ります)

メモスタンド

でしょうか。お気に入りというよりも、良く使うと表現したほうがいいかもしれませんが。

何しろ1枚、頑張ってせいぜい2枚程度しか挟めないというところが良いです。
当日中に処理しなければいけないことを挟んでおくと、どうしても目に入ってくるので先送りせずに処理してしまうという点で重宝しています。

もともとそういうことを意図して自分で購入したわけではなく、同僚が異動していくときにもらい下げたものでミッフィーの絵柄なんかが入っているのですが。今では、帰宅時にメモスタンドを空にしておくというのがクセになっています。考えてみるとこだわって買ったものよりも、何の気なしに貰ったようなものが案外と役立っていたりするものです。面白いですね。

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【黄金の金曜日】辞書

【黄金の金曜日】。今週は「辞書」。

辞書をテーマにエントリ/コメントを一本書いてみませんか。 手放せない、お世話になった、いつか買いたい、辞書がありますか。 辞典、事典、字典でもOKです。紙でも電子でもサイトでも。

「手放せない」辞書というと、電子辞書ですね。
今使っているのはSEIKO(SR-T6800)で、リーダーズ英和辞典と新和英中辞典それに広辞苑、漢字源とオクスフォード英英辞典、ステッドマン医学辞典がセットになったものです。平日は常に持ち歩いています。購入時は型落ちになりかけていたので、そこそこの割引はありましたが、それでもかなりお値段は張りました。しかし、これだけの辞典を紙で持ち歩くことを考えると、もう十分にモトはとったと思っています。もともとはステッドマン医学辞典が欲しくて購入したのですが、意外と漢字源なんかを使ったりします。それと、外国の方がいらして会食の際の話題で説明に困ることは、英英辞典の解説を見せると一発で通じるので、そういう点でも重宝しています。

1つだけ不満があって、それは日本語の類語辞典が入っていないと言うことです。

日ごろ、文章を書いていて「ここでこういう言い回しをしたから別な表現にしたい」というときに、上手い表現が見つからずに膠着してしまうことってありませんか?上を見上げてずーっと考えてしまったり。家に居るときはそれでも、宮城谷昌光氏の小説をパラパラめくって、「あ、こー言えばいいんじゃん」というような横着なことができますが、会社に居るとそういうわけにもいきません。
普通の紙ベースの類語辞典は常備してあるのですが、紙ベースだと意外と引きにくいんですよね。こういう類の辞書こそ、電子辞書のメリットが生かせるのではないかと思うのですが・・・

あ。でも紙ベースの辞書もとてもオススメですよ。
特に国語辞書は「読む」ことができますから。読み始めると嵌っちゃうんですよね、辞書って。

新明解国語辞典なんていかがですか?
新解さんの謎」(名著?迷著?)とご一緒にどうぞ。

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【亞】さんの易経新シリーズが完結

易経新シリーズとして連載されていた、易経に学ぶ企業倫理と危機管理が完結しました。ちょうど、ライブドア事件と平行して連載が進むようなかんじだったので、最初は企業の危機管理という点から興味深く読んでいましたが、最後のほうは、「自分は大丈夫だろうか」と考えながら読むようになっていました。

ライブドア事件で一番違和感があるのは、俄か道徳論がはびこっていることです。
ルール違反の側面について「それはルール違反だ」と批判するのは構いません。
「ぎりぎりルール違反じゃないかもしれないけど、ずるいんじゃないの」というのも批判されてしかるべきでしょう(フジテレビ買収騒動の折は、私はライブドアのやり方について「ずるい」と書きました)。最近は風向きが変わってきているとはいえ、もともと、社会のルールというのは(特に日本の場合)「大人の良識」を前提につくられているものが多いのですから。

でも、それと「汗水たらして稼ぐべきだ」ということとは問題が違います。

私はモノ作りに携わっている人間なので、「汗水たらして稼ぐ」という倫理観はキライではありません。どちらかというとそういう「地に足のついた」系の倫理観はかなり好きです。ただ、そういう倫理観や主義主張というものは、自らを律するために自分の内面に向けていくものではないかと思うのです。それを正義の味方になって振りかざしてしまったとたんに、せっかく持っていた倫理観、道徳観は単なる方便になってしまう、そんな気がします。
自分の中に内在する危うさ、人であれば誰でも持っている弱さを思うと、とても大上段に振りかぶって他人を断罪することはできない-易経に学ぶ企業倫理と危機管理を読みながら、そんなことを思いました。

しつこいようですが、お勧めです。
(めざせ、ロングセラー)

リーダーの易経―時の変化の道理を学ぶ

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【黄金の金曜日】仕事の儀式

節分の日の【黄金の金曜日】。今週の御題は「仕事の儀式」

仕事をしていても気が乗らないときや集中したいとき、ありますよね。 そんなときに(意識的にあるいは無意識に)やる 動作・体操・呪文などの「儀式」はありますか? (誰でも持っています。無くて七癖、よく考えて発見してみてください)

これはですねー、いきなり宣言してしまいますね。

「午前中に、報告書をしあげるもんねー」

てな感じで。

そーすると、次に

「できちゃったよん」

と宣言するまでは、少なくとも周囲からは不要不急の案件は入ってきません。電話も極力他の人にとってもらうようにするので。このとき肝心なことは二つ。

● 「ちょっと急がないと間に合わない」くらいを目安に
   締め切り時間を宣言すること

● 逃避行為を招くような単純作業仕事はあらかじめ
   やっつけておくか、他の人に委任すること

要するに「外堀を埋めておいてから宣言する」というのがポイントです。

もちろん、他の人が同じような状況にあるときには自分が代わりに電話に出るなどサポートするという関係があってできることですが、この「宣言する」ワザは私は割と良く使います。最初は意識してやっていたことですが、最近は「気がついたら宣言していた」ことが多くなっているので、それだけ周囲にサポートしてもらっている部分が多くなっているかもしれません。

ま、「言ったもん勝ち」ということで。気乗りのしない仕事を一気に仕上げたいときはお試しください。

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【黄金の金曜日】スピーチ上手

【黄金の金曜日】。今週のお題はスピーチ上手

自分が見聞きしたプレゼン・講演・スピーチ・祝辞などで、「すごい!」「マネしたい(けどできない)!」など、印象に残ったものを教えてください。 迫力があった、ちょっとした仕掛けがあった、エピソードがよかった、立ち居振る舞いが印象的だった、などなど。

直接見聞きしたわけではありませんが、CDなどで聴くたびに「マネしたい(けどできない)!」と思うのは、

Martin Luther King. 牧師のI have a dreamです。電車道をまっすぐ進むような迫力のある演説で、巷のテクニックなどを全て吹き飛ばしてしまうようなパワーが伝わってきます。そして、聴くたびに「真剣に伝えたいと思っていることがないのに、カッコだけつけてしゃべったってだめよ」といわれているような気もします。

そういえば、こんなに長い演説ではありませんでしたが、小学校のときの校長先生の運動会の開会の辞もお見事でした。長々としゃべることも無く、「さわやかな秋空、元気良くやりましょう!」でおしまいでした。普通だったら、「もうちょっとしゃべらんかい」と言われてしまうところかもしれませんが、この短い挨拶はこの先生の十八番として皆が認めるところでした。

要は、いいスピーチができるかどうかということは、普段何をやっているのか(話しているのか)が問われるのだと思うのです。結局、普段の在りようのなかに、その人の人間性が出てくるわけですから。

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【黄金の金曜日】年末なのでベスト本でも

29日まで仕事だったので、昨日から超突貫で大掃除をしつづけ、ようやく一息です。
読み終わって、「面白かったけど、またね」という本もBOOK OFFに売りに行ったところで、一日おくれの【黄金の金曜日】です。

お。今週のお題(というのかお題ではないのか)はベスト本ですね~。

年末なので「お題」はお休みにして、ベスト本でも振り返ってみましょうか。敢えて「2005年に出た」「ビジネス書を」「3冊だけ」という条件で考えました。

えーと。個人的ベスト10は書いてしまいましたが、出版年度が2005年ではないものも結構混じっているので、もういちど「2005年に出た」という条件でまとめてみましょう。何が読みどころかというところはすでに書いてしまったので、淡々と。


******2005年出版本・第一位******

リーダーの易経―時の変化の道理を学ぶ

書評はこちらをどうぞ。

******2005年出版本・第二位******

30歳からの成長戦略 「ほんとうの仕事術」を学ぼう

書評はこちらをどうぞ。


******2005年出版本・第三位******

プレゼンテーションの極意

書評はこちらをどうぞ。

ちなみに全くの番外なのですが、今年買った一押しソフトはなんといってもRoboFormです(コストパフォーマンス良すぎ)。パスワード管理にお悩みの方々にはかなり強くお勧めします。

それにしてもこうやって今年一年を振り返ってみると、人の縁を感じる一年だったように思います。
そもそもどうしてリーダーの易経が一位かというと、それはその前に山本真司さんの著書とblogに出会っていたからです。じゃ、どうして山本真司さんの著書を読む気になったのかというと、それはメセニさんの推薦があったからです。「メセニさんと知り合いになったきっかけは?」というと、最初に有楽斎さんが「ありがとう血盟に入らない?」って声をかけてくれたからなんですよね。

菊池さんのコーチングを受けはじめて、一年前とはだいぶ違う心境の変化を迎えることができたというのもありがとう血盟に入っていたおかげです。また、RokoさんIKEさんドテチン4さんイプログ店長さんナベさんはじめ、多くの方々から今までとは違ったモノの見方、考え方についてヒントをいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

そして何よりも、今年最後のお題(じゃないんでしたっけ)を提供してくださった、kojiさんにも感謝いたします(来年は、お題の提供でも貢献したいものです)。

皆さん、年末年始、まだまだあわただしいですが、怪我・事故に気をつけて、どうぞ良い年をお迎えください。


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【個人的ベスト10本】1位&2位

というわけで、1位と2位の発表(というほどのもんでもありませんが)です。

***1位***

リーダーの易経―時の変化の道理を学ぶ

不動の1位です。来年末でも、なお1位かもしれません。
「エゴと向き合う」ということを一番意識させられた本であり、今年一番「痛い」本でもあり、でも何度も読まずにはいられない本です。「全てのことは自分に責任がある」という話は良く耳にすると思います。私もしょっちゅう聴いてはいましたが、今ひとつ道徳的なニオイが鼻についてそのまま受け入れる気分にはなれませんでした。それをガラッと変えてくれたのが、この本です。

占いの本だと思ったら大損です。【亞】さんのblogともども、一人でも多くの方に読んでいただきたいと思います。

***2位***

箱―Getting Out Of The Box

これも「痛い」系です。あり血のワークショップでご一緒した、Kさん、Oさんにご推薦いただいて読みました。「易経」で散々痛い思いをしていたので、私自身はこの本からは痛み自体はあまり感じませんでしたが、普通に読むとかなり痛いだろうと思います。本を読んだから「箱」から自由になったというわけではありませんが、それでも普段「今、箱に入っていたかも」と気づくことが多くなりました。どうしても知らないうちに「箱」に入ってしまうのですが、気づいてあとでフォローできるようになっただけ、だいぶマシかもしれません。

一つだけ問題点があります。というのは、この本を読むと「他人の箱」もよく見えるようになってしまうんですね。他人の箱が見えたときに、相手の箱に焦点を合わせる(相手の批判を無意識で始める)といつの間にか自分が「箱」に入ってしまうのですね。他人の箱が見えたときも、意識の焦点は自分の「箱」に向けるという注意が必要です。

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【個人的ベスト10本】3位&4位

引き続きぼちぼちと勝手にベスト10シリーズです。

***3位***

30歳からの成長戦略 「ほんとうの仕事術」を学ぼう

もうすっかりブログ活動は停止されてしまった山本真司さんですが、「エゴ」のマネジメントに関する考え方との出会いは私にとっては大きな意味を持っていました。結局、今年一年は言葉こそ違え、自分の中にあるいびつなものとの対話をしてきたような気がします。「エゴ」と向き合うというのは結構厳しい作業ですが、そういうところに踏み出せたのは、山本さんの本を読んで「誰でも通る道なんだ」と納得できたということが一番大きく作用していたように思います。
本当は「レゾナンス思考」の本として紹介すべきなんでしょうが、私にとっては「自分のエゴとの出会い」の本でした。

***4位***

成功はどこからやってくるのか? ~「成功法則」の取扱説明書~

昨年出版の本ですが、何度もこの本に立ち戻ることが多かったので。
3位に挙げた山本真司さんの本とは別の表現で「成功法則なんて忘れてしまえ」ということを書いている本です。この本も「見たくない現実を見る」と書かれている通り、私にとっては「エゴに立ち向かう」系の本でした。
何度も「読む→考える→気づく→読む」というサイクルを繰り返さないと、理解できない箇所もありますが、それだけに気づくものの多い本です。明確な答えはありませんが、ヒントはたくさん、という本なので「自分の中に徹底的に問いかけたいものがある」という方は是非どうぞ。

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【個人的ベスト10本】5位&6位

ベスト本を10冊に絞るというのは、意外と自分との対話が必要だと言うことに気がついてしまったり。
なのですが、そこはそれ。今日は5位と6位です。

***5位***

「決定的瞬間」の思考法―キャリアとリーダーシップを磨くために

この本自体が「自分との対話」本です(5位以上にランクした本は、全て対話本です)。「自分との対話」本とはいっても、自己満足を助長するような本ではありません。むしろ、個人レベルあるいは組織レベルでの自己満足の罠を回避するための知恵のあつまりとも言うべき内容です。
この本を読んだからと言って、今悩んでいる課題に対して直ぐに「こう考えればいいんじゃないの?」という回答は得られません。けれど「問題に対し独りよがりな価値観で張り付いている自分」を引き剥がすきっかけは得られます。良書というものは押しなべて「回答ではなく質問を提示」していると思うのですが、本書もその例に漏れず、深い問いを投げかけています。

***7位***

プレゼンテーションの極意

“極意”というタイトルに恥じない本でした。
「いったい、何を伝えたいと思っているわけ?」「このプレゼンテーションを通して、聞いている人に何をあげらるわけ?」ということを徹底的に考え抜くことが、本当の意味でのプレゼンテーションの成功につながるということを、体感的に分からせてくれる本です。表面的な理解では終わらせない強烈なインパクトを持った本で、特に「テクニックが上手く使えない」と悩む人向きです。
いいんですよ、テクニックはそのあとで。

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【個人的ベスト10本】7位&8位

なんか、ちょぼちょぼと書いていますが。
今日は7位と8位ということで。

***7位***

人は誰でも間違える―より安全な医療システムを目指して

この本を読んでいたせいか、JR西日本の事故の際のマスメディアの対応や、最近の耐震偽造問題についてのマスコミの取り上げ方には違和感を覚えています。指摘するということと、責めるということは違うのでは、という違和感なんですが。責めるという行為の裏には「自分は絶対大丈夫」という根拠のない確信が透けて見えるんですよね。この本を読むと「自分は絶対大丈夫」という想いが、如何に根拠の無い思い込みであるかということを痛感させられます。
事態の全体像が見えたところで批判するのは誰でもできますが、状況が動いている渦中にあって、ミスを防ぐ手立てをうちながら的確な判断を下していくということは生易しいことではありません。そういうことを理解したうえでの「痛いけれど役立つ批判」というマスメディアの記事にはなかなかお目にかかることができません。ミスを防ぐ有効な対策を立案するには、対処する各個人の技量や倫理観の強化だけではなく、個人を支えるシステムが必要です。「あいつが悪い」という感情論に走らずに、ミスの再発防止のために事実に真摯に向き合ったプロセスの見える本で、医療関係者に留まらず広く読まれるべき本だと思います。

***8位***

環境リスク学―不安の海の羅針盤

環境問題や、身の回りの化学物質の安全に関心のある全ての人に読んでもらいたい本です。
日本で最初にBSEの発症が報告されたときには日本全国の焼肉屋で閑古鳥が鳴いたのに、米国産牛肉の在庫がなくなるときには吉野家に行列が出来ましたよね・・・
支離滅裂な行動を取らずに「リスク」に的確に対処していくためには、どういう考え方を基本とすればいいのかということを、冷静に分かりやすく解説してくれています。「不確かな情報に流されず、自分で危なさを判断したい」という方に向いています。

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【個人的ベスト10本】9位&10位

今年もそれなりに本を読みました(フォトリーディングさまさまです)・・・
ということで、2005年のMake a Difference的ベスト10を勝手気ままに(Amazonでの評価がどうであろうと関係なく)書いていこうと思います。
とりあえず今日は9位と10位を。

***9位***

戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ

「無作為による失敗」をどう検証し、正すべきかという重い課題をつきつけられた本でした。「無作為による失敗」は、無意識レベルでは気づいていても、表面にさらけ出して見つめることが難しいものです。その失敗が国家レベルで起こってしまった場合は特に。
問題を先送りしそうになったら「無作為による失敗」が進みかけている、ということに気づく感性を忘れないようにしなければと肝に銘じました。

***10位***

すごい!自己啓発---「夢」をバージョンアップしろ!

起-動線kojiさん(【黄金の金曜日】シリーズでもお世話になっています)にプレゼントしていただいた本です。この本は、「今の自分の状況を作っている根本」を疑ってみるという発想を貰いました。「なんか堂々巡りしているなー」と感じたときに開くと、ヒントが得られると思います。


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易経新シリーズ

再三、紹介しているリーダーの易経の著者、【亞】さんのblogで易経に学ぶ企業倫理と危機管理というタイトルの新連載が始まりました。

つい先週、とある人の言動を見ていて「抗龍になるって、こういうことなんだ」とまざまざと感じることがありました。「ああ、この人の耳にはもう“痛いこと”は何も入らないんだ」ということがわかった瞬間のショックって結構大きいものがありました。今考えると、その時のショックの中には、自分に対するものも含まれていたのだと思います。「自分は本当に“痛いこと”に耳を傾けているだろうか」という問いを自分に投げかけてみたときに、YESと即答できない自分に冷や汗の流れる思いがありました。

易経に学ぶ企業倫理と危機管理は、そういう冷や汗の感じられる語り口で始まっています。

耳寄りなお話がもう一つ。
来年2月から毎月1回、半年間にわたって「リーダーの易経」のビジネス・経営セミナーを開催されるそうです。
楽天日記には規約の関係上あまり細かな紹介がかけないそうで、これ以上の詳しい内容は把握できていませんが、どんな内容なのかとても興味深々です。詳細がわかったら、このblogでも紹介しますね~。

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戦略の本質

Amazonでの評判はあまり良くありませんが、個人的にはとてもツボに嵌りました。

戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ

「人は失敗からしか学ぶことができない」

「“譲れないもの”が無ければ勝つことはできない」

ということに尽きます。
もちろん、常に“Plan B”を用意しておく、戦術を目の前の局面打開だけに用いるのではなく、相手の戦略に狂いを生じさせるように用いるなどなど、細かいことも読み取れるのですが、突き詰めていくと「失敗から如何に学ぶか」ということに尽きます。「失敗」という言葉がネガティブな印象を与えるのであれば「うまく行かないやり方から、何を学ぶか」と言い換えても良いです。競合に勝てたとしても、「では何故競合上手くいかなかったのか」「自分たちが競合の立場にいたら、何をすべきだったのか」ということを現実に落とし込んで考えていくことが、次の勝ちに繋がります。そうやって勝って来たのが第二次大戦の米国であり、日本のバブル崩壊後の米国経済であったのだと思います。

戦略についてはいろんな定義がありますが、要は「継続的に上手くいくやり方」を実行し続けることでしょう。ただ、考えうる全ての手を片っ端から打っていくことはできません。「時間」というファクターが効いて来るからです。不利な状況にあればあるほど、最も有効と思われる手を見誤ることなく打っていかなければなりません。そのためには「これだけは譲れない」「この最終目標を達成するために、今のプロセスがある」ということをはっきりさせておかないと、有効ではない手を、有効と見誤ってしまう危険性が高まります。議会にドイツとの和平論が出てきたときに、それにチャーチルが乗じることがなかったというのは、「譲れないものが何か」がはっきりしていたからでしょう。

一言で言ってしまうと「選択と集中」ということになりますが、「選択する」という行為の深遠さを理解しないと「誤った集中」による悲惨な結果を招くことになるということも、この6つの事例から読み取ることができます。

逆転に成功した立場からだけでなく、逆転されてしまった立場からも読んでみることをお勧めします。

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【黄金の金曜日】頭字語(Acronym)

週ごとにお題がパワーアップする【黄金の金曜日】。今週は、頭字語(Acronym)です。

★今週のお題★ 「お気に入りの頭字語」

味付けの基本は「さしすせそ」。仕事の基本は「KISS」。
頭文字をつなげて大事なことを覚えるのは、洋の東西を問わない生活の知恵。
仕事の心得、何かを忘れないためのチェックリスト、何でも構いません。
あなたが折に触れて思い出すような「頭字語」はありますか?
ただ単に「面白い頭字語(Acronym)」でもOK。日本語でも英語でも。

※頭字語(Acronym)とは、『複数の単語から構成される語の頭文字を繋げて作られた語』(Wikipedia)です。

ほーら、難しいじゃありませんか。。。と、その「難しい」と思ったときに役立つのがNOPSの法則です。この言葉は、フォトリーディングの集中講座を受講したときに教わったもので、結構気に入っています。

問題に気づき(Notice it)
認め(Own it)
楽しみ(Play with it)
共存する(Stay with it)

NOPSのNOは「まず、問題を直視しよう」ということですが、問題だと感じていることの多くは直視してみると大した問題ではなかったりします。「わー、難しい」という考えで頭が一杯になったときも、「具体的に何を難しいと思っているのか」と考えてみると、実は何の根拠もなく難しいと思い込んでいただけだったということもありますし。
NOPSのNOの部分だけでもかなりの恩恵があるので、このAcronymは結構好きです。

Acronymからはちょっと外れますが、脱力系だと「ほくほくフィナンシャルグループ」が最近のヒットです。北陸銀行と北海道銀行がくっついたらしいのですが、「そうか。頑張りたまえ」と言いたくなるようなネーミングでなんとも形容しがたいものがあります。今年の3月期決算は良かったようですから、「ほくほく」でよかったのかもしれませんね。

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【黄金の金曜日】学校では教えてくれなかった…

発想七日!の【黄金の金曜日】の日です。

今週のお題は、これです。

少年老い易く学成り難し。社会に出てから、 「これは学校で学ばせておいたほうがいい!」 と思った知識・スキルなどはありますか? 「学校」のイメージとしては高校以下くらいですかね。

田坂さんの著書に良くでてくる言葉ですが

衆知を集めて、独りで決める

ということですね。

先日も書きましたが、世の中で白黒はっきりしていること、悩まないで決断できることなんてごく一握りのことです。たかだが18歳で自分の進路を考えるにしたって、決断の連続です。昼時にソバにしようか、カレーにしようかというのだって立派な決断です。

たいていの場合、「後悔」というのは決断のどこかのプロセスを他人に委ねてしまった場合に生じます。「ソバを食べたかったのに、連れが“カレーがいい”というからカレー屋に入ったけれど、やっぱりソバが良かったな」というよう経験はありませんか?もちろん、案を絞り込む過程では十分に他者の意見も考慮する必要があります。それは悪いことではありません。ただ最終的な選択の段階で「ここまで考えて決断したのだから、予想と違う結果になっても仕方がない」というところまで考え抜かないと、予想外の結果に終わったときに必ず後ろ向きの理由を探すことになります。逆に徹底的に考え抜いた末の決断であれば、大きく予想が外れたときにでも、決断のプロセスのどこに問題があったのかというところに思考の焦点を合わせやすくなります。

単純に考えて、「後ろ向きの理由」を探し続ける人生って、結構つらいのではないかと思うのですよね。だからこそ「ポジティブ思考が大事」とは言われるのだろうと思いますが、「後ろ向きの理由」を探し続ける発想しかない状態で念仏のように「ポジティブ、ポジティブ」と唱えても効果は知れています。やるべきことをやるからこそ「ポジティブ思考」になれるのだと思うのです。

これから大人になっていく子供たちには、自立して「後悔しない決断」をする大人になってほしい、「真のポジティブ思考」を身につけて欲しい、そう思います。そのためにも「手に入れられる材料を基に、自分だったらどう行動を起こすのか」ということを自分なりに考えるような訓練の場が必要なのではないかと。学校の先生に任せておくだけではなく、地域の大人が自分の職業体験などを通じて「今、何をすべきか」を考えさせるような活動をしていくことが、解決策の一つになるのではないかと思いました。

誤解をさけるためにつけ加えておくと、知識の習得は、それはそれで必要だと思います。高度経済成長のような「兵隊さんが必要」な時代が終わって、独創性などが重視されるようになって、まるで暗記や暗誦があたかも悪いことのように言う風潮が一部にありますが、頭の柔軟な時期に一通りの知識を頭に叩き込んでおいたほうが良いと思います。知識というのも独創性を発揮するための重要な土台ですから。解剖学とか生理学のような基本的な知識の無い人が、画期的な治療法を発案することなんてできませんよね。それと同じことです。
そういう基礎知識の充実を基盤として、プラスアルファで「考える」という訓練をしていくことが、子供たちの将来の生き方に自由度を与えていくことになるはずです。

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箱―Getting Out Of The Box

まだ、読んでいません(キッパリ)。

箱―Getting Out Of The Box

現物が手元届いたばかりなもので。

実はこの本はムギさんのサイトで発見して気になっていたのですが、「マーケットプレイスで買うと高いし、原書にしよーかなー」と迷っていたのでした。ところが、あり血WSの懇親会でお話ししていただいたお二方が、口をそろえて「あれはいい本だ!」と仰るではありませんか。

んで、翌日の日曜日、自宅からはちょっと遠い図書館にいそいそと行きました。

「あったけど...2ヵ月以上も待つわけ?」

読みたい本は、誰が何と言おうと早く手に入れて読みたいものです(私のばあい)。なので、マーケットプレイスに発注してしまいました。ゲットして一安心。
ちなみに、この本ややはりリクエストが多いらしく、復刊ドットコムでもリクエスト投票が行われています(No.27132)。100票になったらただちに復刊されるというわけではないのですが、今のところ95票まできているので(私も投票しておきました)ダメもとで投票してみてはいかがでしょう。

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【黄金の金曜日】いまお勧めの一冊

恒例の発想七日!の【黄金の金曜日】です。
今週のお題は「いまお勧めの一冊」

読書週間です。今年読んだ本の中で 「人にお勧めしたい一冊」 はありますか?どんな人に、なぜお勧めしたいかもできれば添えて。

もう、これは即答です。
【亞】さんの、「リーダーの易経」です。

リーダーの易経―時の変化の道理を学ぶ

【どんな人に勧めたいか】
全ての人に。
学生さんから、「もうリタイアしちゃった」という人まで。職業に関係なく、「一読」ではなく「何度も」読むことをお勧めします。

【どうして?】
生涯にわたって「師」になってくれる本だから、です。
それも、「あなただけ」の「師」になってくれる本だから。

若い頃は、年長の人がいろいろと、「それはまずいよ」「そういうことはやめておいたほうがいいよ」と忠告してくれますよね。言うほうも言いやすいし、言われたほうも素直に聴ける素地が多いから、忠告する・してもらうという関係を築きやすいのだと思います。でも、だんだん、中堅とかベテランといわれる年代に入って、自分でも「それなりにやってきた」という自負が生まれてくるとそうも行かなくなります。周囲もクチを挟みにくくなるし、本人にも「なんでコイツに」みたいな意識が生まれやすくなります。それは大いなる罠なのですが、突っ走っているときはなかなか自分では気付きにくいですよね。そういう時に、メンターになるような人に出会えれば良いのですが、全ての人がタイミングよく、いいメンターに巡り合うことが出来るわけではありません。そういう時に、昔から人は書物の中に「師」あるいは「道標」を見つけて、それを灯として自分の行く手を照らしてきたのだと思います。

易経は、「そろそろ危ないよ」ということを自覚させてくれる本なのです。そして、「自分の軸」にブレがないかどうかということを検証させてくれる本でもあります。大げさな言い方をすると「生きる指針」を示している書物と言うこともできます。「自分はどういう生き方をしたいか」ということを考えている人にとって、一つの道標となる本だと思います。

ただ、いきなり易経を通して読んで、自分や古人のエピソードに当てはめて解釈して...というのは、かなり難しいです。この本も比較的解説が充実していて読みやすいのですが、それでも素人が挑むにはハードルの高い本です。【亞】さんの、リーダーの易経は、具体的事例を引用しながら、「こういうふうに読むといいんですよ」ということを分かりやすく伝えてくれているので、読んだことを噛み締めやすくなるんですね。初心者向けにハードルを下げて、でも内容は薄めていない、という稀有な本です(コストパフォーマンスが良すぎです)。

私も、まだまだ何度も読み直している最中です。
「迷いが多いな」と感じている全ての人にお勧めします。

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調理場という戦場

これも久しぶりに読んだ本ですが...

調理場という戦場 ほぼ日ブックス

前に読んだのは、【亞】さんのリーダーの易経を読む前でした。もちろん、この「調理場という戦場」という本自体が深い言葉の塊なので読んで気づくものも味わうものも満載なのですが、「龍の話」を知ってからこの書を読み直すと、一つ一つの言葉やエピソードが文字通り“腑に落ち”ます。

この本の中に

できるならば、若い人には、ある程度の時期までは無傷で行ってほしい。傷はいつかは必ず受けるものです。35歳ぐらいまでは、天真爛漫なまま、能力や人格や器を大きく育てていったほうが、いいのではないでしょうか。

という一節が出てきますが、「潜龍」の話を知った今では“本当にそのとおりだなぁ”と共感しながら読むことができます。早く名を売ろうとか、トップに立とうとか、本業や実力から離れたところで色気をだすと、たいていコケますよね。その時はコケるべくしてコケているのだし、コケること自体が本人の気付きのチャンスになっているはずなのだけれども、コケている当人は「不運」としか思わなかったりします。岡目八目で、周囲から見ていると「あそこで急ぎすぎたからコケた」「もう少しタメをつくれば」ということが見えるのだけれども、当事者の立場になると急に見えなくなってしまう、という経験が私にも何度もあります。

この調理場という戦場という本も、リーダーの易経も、どちらも「コケたら石を蹴飛ばすのではなく、その石につまずいた背景を考える」ということを思い出させてくれる本です。また、【亞】さんは易経を理解しやすくするためのアプローチとして、「自分の身に置き換えたり、有名な人のエピソードなどに重ね合わせる」という方法を提示してくださっていますが、調理場という戦場には、まさに易経を理解するうえでピッタリなエピソードが満載です。

飛龍になれたとしても、飛龍のときにもいつか終わりは来るでしょう。その時に亢龍にならないで生きていくための知恵を、今回の読書を通じて教わったと思います。「熱意を持って静かに一歩ずつ歩み続ける」ということは、目立たないけれども、本当はそういうことが最も尊い、ということを感じました。

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【黄金の金曜日】コーチ

金曜日といえば、発想七日!【黄金の金曜日】です。

今週のお題は「コーチ」です。

馬車(で目標まで運ぶこと)が語源と言われる「コーチ」。もし 「何でもいいからコーチをつけてよい」 と言われたら、何のコーチをつけますか?期間は3ヶ月を目安とします。 実在しないようなジャンルのコーチも可。 個人指名(「ともかくこの人にお願いしたい!」ということ)もOK。 なお報酬の心配は無用です。

そうですね。
現実のコーチとなると、すでに菊池さんにコーチングしていただいて、ある意味とても充足してしまっているので、ちょっと切り口を替えて「メンター」ということで考えて見ます。

やっぱり、晏子ですね~。
宮城谷作品には魅力的な人物があふれていますけれど、中でもこの親子は秀逸です。今週の菊池さんのエントリーにあなたが、ボロボロになるまで読み込んでいる本は何ですかという問いがあるのですが、専門書を除くと、私にとってはこの晏子がまさにボロボロになるまで読み込んでいる本になります。

この親子は、なにしろ「ブレない」ところが最大の魅力です。
激動の時代に生きたにもかかわらず、保身のために言を左右にしたりということもなく、かといって我を通して自滅するわけでもなく、「自分」を貫きながら利他に徹したという点にものすごく惹かれます。

そういう晏子親子の姿を仰ぎながら、進んでいきたいなーと半ば本気で思っています。
メンターというよりも「生き方」を背中で示してくれる存在、と言った方がいいかもしれませんね。

ところで、コーチングをお願いしている菊池さんですが、300人ビジネスコーチングという取り組みが進行中です。仕事で「課題はあるけど、解決の糸口が見えない」「解決策は見えているけど一歩踏み出せない」という方、いかがですか。
一人一回限りなので、残念かもしれませんが、かえって気楽にお願いできると思いますよ。

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木に学べ

宮城谷昌光氏の作品に介子推という作品がありますが、その中にこんなくだりがあります。

「この世で大事をなす者には、かならず師か友がいる。両者ともいないおまえにいっておきたいことは、この世に師も友もいなければ、それを古人にもとめればよいということです」

今の時代、「師か友がいる」人のほうがはるかに多いのでしょうが、それでもギリギリの決断のところで「誰にも相談できない。自分で決めるより他にない」という状況に出会うことが、一度や二度はあるはずです。そういう時に支えになるのが、「先人の知恵」ではないかと思います。

この本も「先人の知恵」の塊です。

木に学べ―法隆寺・薬師寺の美

もう少し正確に表現すると、「先人の知恵を学ぶということはどういうことか」を学べる本です。

「先人の知恵を学ぶ」には、知識を得たら、まずは手や身体を動かしてみることですね。本からも多くのことを学ぶことは出来ますが、本を読んで「ああ、わかった」で終わると、それは単に「知識が増えた」という状態にしかなりません。道具もスキルも何でも、自分で実際にやってみて、使ってみて初めて、その道具やスキルに対する自分の理解が深まるし、言動にも厚みが出てくるということなのだと思います。

そのことは、現場からの支持を得るという点でも役に立つと思います。私は研究職で今はデスクワークが主体ですが、そこそこの年月、実験にどっぷり浸っていました。そのせいか、今でも議論をして意見をいうと、実験担当者にそれなりに聞き入れてもらえています。ところが、自分の経験の浅い分野に出かけていって議論をしたときには、やはり「それなり」にしか意見を言うことができません。実経験が不足している分だけ、表面的な現象の裏で何が起こっているのかを洞察することができないからなのですね。

やはり、現場からの信頼を得るには、一度は現場に浸ってみるしかありません。理論は大事ですが、理論だけでは物事は進みません。実験の場合、理論だけでは表現しえない、感覚的なものが実験の成否を左右したりします。その感覚的なものを理解できているかどうかということを、現場は敏感に察知するんですね。
「どぶ掃除をしろ」と言って他人のお尻をたたくのではなく、自分でどぶに手を突っ込んでみて、他の人と同じ目線で物事を見てみるということが「理論倒れ」に終わらないようにするための秘訣ではないかと思います。

「誰も反対できないけど、どう観ても机上の空論」という理論に出くわすことはありませんか?
あるいは、そういう理論を自分が主張してしまっていることはありませんか?

それは甘美でとても危ない罠です。

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【黄金の金曜日】絵本

今週は「絵本」だそうです、「絵本」。「絵本」のおかげで、私は小さい頃から活字中毒患者になってしまいました。

という話はさておき、お題の中身はこれ↓です。

折に触れて読み返す、よく憶えている、あるいは最近読んだ 「絵本」 はありますか? その絵本が気に入っている理由は何ですか? あなたにどんな影響を与えましたか?

「よく憶えている」というのか「おそらく、これが価値観形成に大きな影響を与えたであろう」という絵本が三冊ほどあるのですが、「オススメ」という観点からいくと一押しが、この「スーホの白い馬」です。

スーホの白い馬―モンゴル民話

なんとも物悲しい物語なのですが、「世の中には道理の通らないことがある。けれども、決してゼロにはならないで何かが残っていく」というようなことを感じ取ったような気がします。
悲しいお話なんですが、なぜか何度も読んでしまったという記憶があります。すごーくマイナーな絵本で、とっくに廃盤になっていると思っていたんですよ。ところが、つい最近、書店で見つけてびっくりしました。
今読んでも、やっぱり悲しいけれどいい物語だなぁと思います。

あと二冊はないたあかおに3びきのこぶたですね。「あおおに」からは出処進退の大切さを学び、こぶたからは、基礎の大切さを教わった気がします...って今思えば、ですよ。

しかし、絵本になるような物語ってどうしてもパターン化するので、つい混じっちゃったりしません?

この間も、
「猟師がオオカミのお腹を割いて、あかずきんちゃんとおばあさんを助け出してから、お腹に石を入れて縫い合わせたんだよ」
「それは“7匹のこやぎ”だよ」
「じゃ、あかずきんちゃんはどーなのよ」
という話を、いい大人が寄ってたかって延々としていたのでした。
「やっぱり、ビールはおいしいねぇ」と言いながらする話でもないような。結論は出なかったし。

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邪(よこしま)ということ

今日は面白い一日でした。
「できごとが」というよりは、「それに対する自分の反応の変化」がなかなかに面白いものがありました。「物事はとらえ方次第」というのがようやく理解できたと言ってもいいかもしれません。

先週の段階では、今日は午前だけ出張が入っており、午後からは会社に戻って仕事をする予定だったのですが、今週に入って急遽「どうしても夕方から打ち合わせをしたいから、会社に戻らないでそのままどこかで時間をつぶしておいて欲しい」といわれたんですね。で、今日の午後はパソコンなしで処理できる書類を抱えながら、近くの喫茶を転々として仕事をしていました。ところが、15時ごろ突然打ち合わせ中止の連絡が入りました。

その理由が理由だったので、連絡を受けた当初はかなり腹が立ちました。中止の理由というのは、「著名な方の奥さんにディナーのお誘いを受けたから」ということだったんです。転々としている間に会社に戻っていれば、山積の仕事をもうちょっとさばけたはずですから、「時間を返してくれ~!!」という感じでした。が、まぁ面と向かって誘われれば確かに断りにくいだろうし、人脈も広げたくもなりますよね。無理もないことかもしれません。

と思って、腹立ちはずいぶん収まりました。

そのあとふと、緊急性・重大性がそれほどでなくても、「既存の予定をキャンセルして、新しいほうをとる」ということは、結構自分もやってしまっているなーと気づきました。これって実は無意識に「人を天秤にかける」という行為をやっているんですよね。新しいほうのオファーを断ると相手が機嫌を損ねてしまうかもしれないだから新しいほうのオファーととる、という時に、裏では「前の約束の相手に多少悪く思われても、こっちの人との繋がりが大事」という計算を気づかずにやっていたりします。

「人を天秤にかけるような失礼なことはやらない」と自分で思っていたのですが、それは単なる思い込みでした。

もっとも邪(よこしま)なことは、自分の中に邪がないと思うこと

という言葉がリーダーの易経―時の変化の道理を学ぶに出てきますが、まさに、「邪はないと思いかけていた自分」に気づくことになりました。それに気がついたとたん、「せっかくの機会だから、楽しんでおいでよ~」と言う自分がいました。腹立ちはどこへやら。めったになく早く帰宅してしまったので、平日には珍しくまともに夕食できましたし。なんか、儲けたような気分になってしまいました。その感情の変化が今日、一番に面白かったことです。

ついでに、「人を天秤にかけないための対策」も考えてみました。新しいオファーが来たときに古い予定をキャンセルしそうになったら、古い約束を結んだ相手と、新しいオファーの相手を入れ替えてみてどっちを取るか考えてみる、という方法です。
新しいオファーの相手がAさん、古い約束の相手がBさんとしたら、そのAさんとBさんを入れ替えてみる。それでも、新しいオファーのほうをとるというのであれば、それは本当に優先しなければいけない案件でしょう。逆に、相手を変えることで自分の選択肢が変わるようであれば、古い約束を優先すべきかな、と。
「人を天秤にかける」ってやりがちですし、だんだん年齢が上がってくると驕るチャンスも増えてしまうので、気をつけないと。

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順調であっても省みる

同じ文章を今まで何回も読んでいたはずなのに言葉が頭の中を素通りしていたり、そうかと思うとあるとき突然、「そうだったのか」ということが分かってしまうときがあります。

今日は「そうだったのか」を体験しました。
帰りの電車の中でリーダーの易経「君子終日乾乾す」を読んでいたのですが、「順調に事が進んだ日であっても、もっといい方法はなかったかと省みる」という箇所を読みながら、「今日、順調に進んだことってなんだったっけ~」と思い返してみました。そのとき、「あ、確かにあの件は大過なく進めて一件落着したけれど、もっと前に体勢を整えておくこともできた」ということに気づいて、「これか!」と思ったんですね。

不思議でした。「君子終日乾乾す」のくだりは、【亞】さんのblogに掲載されている頃に何度も読んでいたはずなのです。が、頭で字面は理解していた積もりでも、「順調であっても省みる」ことの大事さを実感していなかったんですね。「省みることの効用」という節は、4ページにも満たない量の文章です。なのに呼んでいる間に、何度も自分に質問を投げかけることになり、そのたびに理解することが違います。

本当に万華鏡です。

リーダーの易経―時の変化の道理を学ぶ

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「リーダーの易経」

ようやく入手しました。

リーダーの易経―時の変化の道理を学ぶ

「今取り組んでいるこの部分は潜龍かも」「人材育成とはいっても自分はそれにふさわしい“大人”のレベルに達しているだろうか」など、いろんな場面に龍の変遷過程を当てはめながら読みました。この、「龍の変遷過程」は読む時の状況に合わせて、あーかもしれない、こーかもしれないという思考をめぐらせながら読むことができます。それはかなり頭を酷使する作業でもありますが、同時にとても楽しい瞬間でもあります。

1度は通読し、2度目は「潜龍」「君子終日乾乾す」「火天大有」など、特に今の状況で注意して読んでおくところにポイントを絞って読みました...といいたいところですが、読み始めると、「あれ?あそこはどういう卦だったっけ?」ということで、あちこちを行ったり来たりして読むことになりました。しかもそのたびに気づくことが違います。
万華鏡のようにいろんな姿を見せてくれる本で、こんなに費用対効果が高くてよいのだろうかと思うほどの内容です。この1,400円は「買い」です。ベストセラーにもなって欲しいですが、むしろロングセラーになって欲しい本です。

最近、「専門分野についてもっと勉強したい」という気持ちが高まっていたのですが、昨日のあり血WSに参加している中で、その気持ちの根っこには「もっと人に与えられるものを増やしたい」という希望があったということが確認できました。「水地比」のリーダーもそれはそれで必要な存在と思いますが、私自身は「火天大有」タイプの在り方を目指して行きたいですね。

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リーダーの易経

ようやく【亞】さんリーダーの易経が発売されるということで、会社を早めに出て書店に寄ったのですが、残念ながらまだ棚に並んでいませんでした(泣)。

Amazonのほうでは今日から「予約受付」開始だったので早速予約しましたが、「今日読める」と思った本が手に入らないのは結構悔しいですね。【亞】さんのblogに連載されていた内容がさらにパワーアップして活字になるのだと思って、ずーっと待ってきましたから。

山本さんの20代 仕事筋の鍛え方でも「潜龍」の話がでてきますが、易経というのは「調子がいいとつい浮ついてしまう」という状態を引き締めてくれる特効薬のような書物だと思います。ただ、その原文だけをいきなり読むと、やはり難解なのでなかなか易経が言わんとする本質のところまで理解することができません。そこを、【亞】さんはblog上で、実際のケースや古典を引用して分かりやすく解説して下さっていたというわけです(blogの連載記事のほうは、本と重複するところもあるので現在は削除されています)。20代 仕事筋の鍛え方を読んで「潜龍」のことに興味が湧いた方は、読んでみると得るものが多いだろうと思います。

早く届かないかな。


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【黄金の金曜日】かばん持ち

今週のお題は「かばん持ち」だそうです。

一週間、 「誰でも好きな人のかばん持ちをしてもいい」 ことになったとしましょう。 給料こそ出ませんが、その方の行くあらゆる所に同行する権利があるものとします。 さて誰のかばん持ちをしますか?そして何を学びますか? 国内/国外、実在/空想、具体的/抽象的、どんな人物でも可。

というお題ですが、今、挙げるとするならやはり、晏子です。
父子ともに魅力的ですが、特に、息子の晏嬰(あんえい)のかばん持ちになってみたいですね。父の晏弱の死後、喪に服するところからずーっと付き添ってみたいと思います。今よりもはるかに厳しい時代に、取り巻きもつくらず相手が君主であっても言うべきことは言い、徹頭徹尾、自分の信念を貫き通したにも関わらず政敵に倒されるようなこともなく天寿を真っ当できたのはなぜかということに興味があります。信念を貫く人は昔も今も多いとは思いますが、気をつけないとただの自己満足で気がついたら周囲が全部敵に回ってしまっていたということもありがちです。晏嬰の信念の通し方は、そういう自己満足からかけ離れたものが感じられるのですよね。その「かけ離れたもの」が一体、どこから出てくるのかということを実地に理解してみたいです。

現在実在する人物でということになると、kojiさんのマネをするわけではありませんが、田坂さんのかばん持ちはやってみたいですね。観察する側とされる側の間に、言葉にならない緊張感が走りそうです。

銀英伝のヤン・ウェンリーなんかも好きなキャラなんですが、彼のかばん持ちをすると昼寝グセがつきそうなので、止めておこうかなどと思ったり。


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リーダーの易経~時の変化の道理を学ぶ

という【亞】さんの本が出版されます。
8月23日発売だそうです。

個人的にはかなり、「待っていました!」という感じで、待ち遠しいです。

そして、新シリーズ「易経に学ぶ企業倫理と危機管理」も始まっています。
地に足のついた活動が如何に大切かということを、易経を通して腑に落ちるように伝えてくれるシリーズではないかと期待しています。

1日ごとの分量はそれほど多くないので、ゆっくりじっくり読み続けられますよ。
他人に依存せずに自分で自分をコントロールしていくために、「易経」、いかがですか。

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【黄金の金曜日】注目のこの人

クセになってくると考えるのが楽しい、発想七日!の黄金の金曜日です。

今週はそーんなに悩まなかったですね。

「師匠」と呼ぶ人はいませんが尊敬する人はいっぱいいます。
生きている人だとイチロー、松井秀樹&IKEさんですね。共通しているのが「ひたむきさ」です。
「ひたむきさ」って、自分がしっかりしていないと貫けないと思うんですよね。傍から「そんなの、カッコ悪いじゃん」といわれると「そっかな」と思ったりして、つい流されてしまうのが人間ですから。「ひたむきさ」って、継続するための障害は結構多いように思います。だからこそ、若ければ若いほど、ひたむきに生きている人は素晴らしいと思います。

自分より年上で、というと、山本真司さんですね。自身の至らなさの部分をちゃんと語ることのできる点が素晴らしいと思います。いくら「後輩のため」と思っても、格好良く見せたいというのが自然な真理ですし、そういうことってなかなか出来ないですから。頭が下がります。

過去の人物だと晏子とか、宮沢賢治ですね。

全体を通してみると、私が注目する人の共通キーワードは「ひたむきさ」かもしれません。
スポーツカーよりはトラクターが好きだったりするのです。

あ。トラクターの運転て楽しいですよ。機会があったら是非お試しください。


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【黄金の金曜日】最良のアドバイス

またまた、起-動線kojiさんのお題です。

「最良のアドバイス」


アドバイス・・・
ん~。なんでしょう。
そういえば直接人から受けたアドバイスで「これ」というものがありません。本から引用するのであれば、いくつか挙げられます。

なんなんでしょうね。たぶん、今まで生きてきた中でいろんなアドバイスをして貰っているはずです。なのにそういうものが意識上に残らず、本からなら引用できるというのはどういうことなんでしょう。1つ思い当たるのは、私自身の「自分で決めたがるクセ」です。本からヒントを得るというのは主体的な行為なので、そこで気づいたことは比較的自分の中に受け入れやすいから、記憶に残るのかもしれません。
直接アドバイスを受けてその通りにやるということは、「自分で決めた」という実感を伴わないので無意識のうちに意識から消してしまっているのかもしれません。

と、あれこれわき道にそれてしまいましたが、「本から気づいたこと」を1つ挙げるとするなら最近のメガヒットはこれです。

「時間なんて作れない」
「お金なんて作れない」
「人脈だって作れない」

山本真司さん30歳からの成長戦略 「ほんとうの仕事術」を学ぼうからの引用です。

焦りが出てきたときに、気を静めてくれる魔法の言葉です。経験から出てきた言葉というのは尊いですね。


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【黄金の金曜日】思い切ってやってみてよかったこと

起動線堀内さんがアップしていた「金曜日のお題」です。

今週もいろいろとあった1週間でしたが、やってみて良かったことも結構ありました。

● チームのミーティングで、「ここをこう変えたい。みんなでアイディアを出して欲しい」
  という提案をしたところ、前向きの反応が得られたこと

● 「こんなことは出来て当たり前だから・・・」と思っていた情報処理量を
  数値化してみてたら、実はかなり実績をアピールできそうな見込みが見えて
  きたこと

● 後輩に本をプレゼントしたら、かなり嬉しそうだったこと

考えてみると、「思い切ってやってみたこと」で激しく失敗したことって意外に少ないような気がします。たいていの場合、やってみると「な~んだ、簡単だったんだ」という感じになるんですよね。「思い切らなきゃいけない」ということは、その前にかなりいろいろと悩んでいるわけですからね。「生産的に悩んで、なお迷うようだったらやってみる」というのが、8割がた正解なんじゃないかなと思います。

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「決定的瞬間」の思考法

菊池さんとのコーチングのセッションを終えたとたんに、「リーダーシップとは決断ではないか」とハッと思い立ち、

① 様々な状況で起こる「決断の迷い」に決定的処方箋は存在するのか?
② だとすればそれはどのような処方箋なのか?
③ どうすれば使えるのか?

という3つの質問をあらかじめ用意して読んだ本がこれです。

「決定的瞬間」の思考法―キャリアとリーダーシップを磨くために


J&J社のタイレノール事件は有名ですが、この本を読むとJ&J社の決断の本質がどこにあったのかを垣間見ることができます。「J&J社の企業理念が素晴らしい」という単純な話ではありません。「タイレノール事件でのJ&J社の対処は素晴らしかった」という情報だけしかもっていない人は、是非、違う側面があることをこの本を通して知っていただきたいと思います。きっと「マスメディアの情報を鵜呑みにせずに、自分で事実を確認すること」の大切さを痛感することになると思います。

この本はさらに、事実確認の重要性に加えて、古典から学び自分で考えること-「温故知新」の大切さも伝えてくれる本です。そういう意味でも一読をお勧めします。

さて、上の3つの質問に対する答えは次の通りです。
① 処方箋はある。
② 決断に至る長くて複雑なプロセスを、自分の考えに
   基づいて進めること
③ 決断をしなければならないとき、「四つの質問」
   ついて考え抜いたかどうか、自省してみること。

「四つの質問」は、本書の第7章「真実はプロセスにあり」にでてくるので、気になる方はそちらをご覧ください。念のため申し添えておきますが、この本は、「どう決断すれば良いか」という質問に対しては答えを示してくれません。「いつもイケイケドンドンでさっさと決断したい。内省などしているヒマはない」という方には向かない本です。

しかし、「より良い決断をするためには、どのようなプロセスで考えれば良いか」という質問には、非常に力になるヒントを提示してくれています。決断に迷ったときに、自分の頭の中を整理するうえで、強力なパフォーマンスを発揮する本です。

コーチングのセッションを通しても感じることですが、やはり「どれだけ多くの視点で自分に問いを投げかけられるのか」ということがより良い行動をとるための、大きなポイントだと思います。なので、この本は、ずーっと手元に置いて、何度も読み直す本になることでしょう。久々に見事な本に出会うことができました。

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暗黙知の次元

「暗黙知を伝えることはできない」ということを確認しました。

暗黙知の次元

正確に言うと、「暗黙知を100%、形式知化する」ことはできない、ということです。
「どうやったら暗黙知を伝えられるのだろう」と思って読んだのですが、結局、今までの理解が妥当だったということを確認する結果となりました。

本当に、マトリックスのDon't think you are. Know you are.の世界ですね。これほど端的に「暗黙知」というものを表す表現があるだろうかという感じです。暗黙知の形成というのは「自分を知る」というよりは、「自分を信じる」ということに近いかもしれません。

今日は、この文章を読んで、この本を読んだ楫斐があったと思いました。

問題を見て、それを追求しようと企てることは、そこに到達できると信じて、ある範囲の潜在的可能性を見ることなのである。

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亞さんの「「地火明夷」易経新シリーズ」

亞さんの日記にコメントをつけようとしたら、制限文字数を超えてしまいました。楽天のコメント文字数制限って、結構厳しいんですね。

そういうわけで下記は、亞さんの司馬遷の「人生を怨んだか」~「地火明夷」易経新シリーズへのコメントとなります。詳細はまず、上記リンクの日記をお読みください。

で、ここからがコメントですが・・・
現代的な考え方からすれば、多くの民衆に益をもたらした武王のほうが、自己の信条のために国政を投げ出した兄弟よりも、社会的貢献度は高いように思います。ですが、「仁」の持つ重みが今とは全く異なる古代中国であれば、伯夷・叔斉にとってみれば隠遁生活は殉教にも近いものだったのではないかと思います。詩はあのとおりですが、武王のことを嘆いても、世を恨んでいるようにも思えないのですが、どうなのでしょうね。

また。伯夷・叔斉が殺されそうになったところを、太公望(or民衆の声なき声)に助けられたのに対し、司馬遷は刑を免れなかったということを見ると、両者の間には「徳」と「引き際を知る」という点で大きな差があったのではないかとも思えます。「伯夷・叔斉は人生を怨んで死んでいった」と司馬遷が書いているのは、おのずと司馬遷自身の器量が伯夷・叔斉のそれに及ばないことを示しているようにも思えました。

天がどう、神がどうという前に、本当は自分が見るべきものを見ているかということを考えることが大事なのでは、ということを感じました。でも、難しいですけれどね。岡目八目の時にはそういえますけど、いざ自分のこととなると言っている通りにはならないのが人間です。そういう弱さも、それはそれでわかります。

ってここまで書いて気がつきましたが、いくらなんでもこれではコメントとして長すぎますね。

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