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【黄金の金曜日】本番で成功

荒川選手、見事でしたね。選考段階から漂っていた気迫が充実感になってそのまま昇華したというようなスケーティングでした。金メダルが二つあったら、もう一つはスルツカヤ選手に上げたいような気分だったのですが、すべり自体は硬かったですね。トップ6人の選手の演技を観ていて、それだけの大きな舞台で実力を発揮するということは難しく、すごいことなのだということが伝わってきました。

さて、その荒川選手にちなんで、本日の御題は「本番で成功」だそうです。

荒川静香選手おめでとうございます!というわけで、 「本番で成功」というキーワードで一席お願いします。 学芸会、学会発表、プレゼン、営業などなど。 成功の鍵は何でしたか。どのように緊張を乗り越えましたか。 自分でなく友人やお子さんの成功話でもOKです。

つまらない話になってしまいますが、学会発表でもプレゼンでも、あるいは資格試験でも、「うまく行く」時は必ず事前準備が十分にできているときですね。「これは、この程度でいいか」とお茶を濁したものは、まず、アウトです。

想定質問をいろんな方面から予想して、聴き手の思考のクセを把握してストーリーだてたプレゼンであれば、まずたいてい満足した結果が得られます。試験も一緒ですね。試験というのは、必ず試験をする側に「こういう人をとりたい」とか、「この資格を持つ人は、こういうことができる人であって欲しい」という意図があるわけですから、その意図を把握して照準をきっちり定めることができれば、あとは勉強するだけで試験はとおります。

巷で効果ありと言われる「イメージトレーニング」もやりますが、事前準備が不十分でもイメージトレーニングさえやっていればOKということは、まずありません。そもそも事前準備が不十分の場合には、しっかりしたイメージは描けませんから。

それともう一つ。「全く緊張感がなかった」時のプレゼンは、たいてい悲惨な結果に終わります。きっちり事前準備ができたときのプレゼン、学会発表というのは、口演の直前に緊張感が高まって始まると一気に集中力に変化するというパターンが多いように思います。良く、「実力以上のものが出せた」という話を聴きますが、「実力以上(と思っているもの)を出せる」ということ自体が「実力」なんじゃないかと思います。

結局、本番でうまくための秘訣というのは、

目指すところを決めて、そこへの到達プロセスを確認して、やるべきことをやる

ということに尽きるのではないでしょうか。

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【黄金の金曜日】本の選び方・買い方

今週も【黄金の金曜日】。今回のお題は「本の選び方・買い方」

本好きな方へ。身銭を切って買うべき本をどのように選んでいますか。 情報源、選び方・買い方のポリシー、月ごとの予算、などなど。

そうですねー。「選ぶ本」と「旬の情報源としての本」と「専門書」がありますね。

「選ぶ本」というのはkojiさんが書かれているように再読に値すると感じた本なんですが、こういう本は「選ぶ」よりも「出会う」ことが多いです。そして「出会った」と思ったら、即、買います。こういう本に限って「今度買おう」と思うと探しても探しても見つからないことが多いので。最近であった本というと、ウズベキスタンの桜です。これは本に呼ばれたような気がして、直ぐに手に取り、さっさかと買ってしまいました。で、読後に「もう一度読もう」と思うんですね。出会った本というのは、「結果として再読に値するものであった」という本が多いです。

意識的に本を選ぶこともありますが、たいていは他の人が読まないような本を探します。ベストセラーよりはロングセラー狙いですね。ベストセラーを読まないというわけではないですが、皆が読んでいるものを後から追っかけて読むのがなんとなく好きではないし、人気が無い本であっても「自分が良いと感じた本は自分にとっていい本だ」と信じているので。

「旬の情報源としての本」は、もともと「こういう情報を仕入れよう」と意図して買いに行くので、特に購入可否に迷うこともないですし、ある程度最初からBOOK OFF行きという前提で購入することが多いです。

「専門書」は著者とその略歴、出典、出版社、出版年を見て購入します。専門書と一口に言ってもピンキリなので、この4ポイントは必ずチェックします。まぁ、文献を探すときと一緒ですね。

一時期、「旬の情報源としての本」をガバッと買う時期があったので、その頃は出費もかさみましたが、最近はしみじみと岩波文庫ちくま学芸文庫などを読むことが多いので、出費は落ち着いています。とはいえ、活字中毒であることに変わりは無いのですが。

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【黄金の金曜日】辞書

【黄金の金曜日】。今週は「辞書」。

辞書をテーマにエントリ/コメントを一本書いてみませんか。 手放せない、お世話になった、いつか買いたい、辞書がありますか。 辞典、事典、字典でもOKです。紙でも電子でもサイトでも。

「手放せない」辞書というと、電子辞書ですね。
今使っているのはSEIKO(SR-T6800)で、リーダーズ英和辞典と新和英中辞典それに広辞苑、漢字源とオクスフォード英英辞典、ステッドマン医学辞典がセットになったものです。平日は常に持ち歩いています。購入時は型落ちになりかけていたので、そこそこの割引はありましたが、それでもかなりお値段は張りました。しかし、これだけの辞典を紙で持ち歩くことを考えると、もう十分にモトはとったと思っています。もともとはステッドマン医学辞典が欲しくて購入したのですが、意外と漢字源なんかを使ったりします。それと、外国の方がいらして会食の際の話題で説明に困ることは、英英辞典の解説を見せると一発で通じるので、そういう点でも重宝しています。

1つだけ不満があって、それは日本語の類語辞典が入っていないと言うことです。

日ごろ、文章を書いていて「ここでこういう言い回しをしたから別な表現にしたい」というときに、上手い表現が見つからずに膠着してしまうことってありませんか?上を見上げてずーっと考えてしまったり。家に居るときはそれでも、宮城谷昌光氏の小説をパラパラめくって、「あ、こー言えばいいんじゃん」というような横着なことができますが、会社に居るとそういうわけにもいきません。
普通の紙ベースの類語辞典は常備してあるのですが、紙ベースだと意外と引きにくいんですよね。こういう類の辞書こそ、電子辞書のメリットが生かせるのではないかと思うのですが・・・

あ。でも紙ベースの辞書もとてもオススメですよ。
特に国語辞書は「読む」ことができますから。読み始めると嵌っちゃうんですよね、辞書って。

新明解国語辞典なんていかがですか?
新解さんの謎」(名著?迷著?)とご一緒にどうぞ。

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【亞】さんの易経新シリーズが完結

易経新シリーズとして連載されていた、易経に学ぶ企業倫理と危機管理が完結しました。ちょうど、ライブドア事件と平行して連載が進むようなかんじだったので、最初は企業の危機管理という点から興味深く読んでいましたが、最後のほうは、「自分は大丈夫だろうか」と考えながら読むようになっていました。

ライブドア事件で一番違和感があるのは、俄か道徳論がはびこっていることです。
ルール違反の側面について「それはルール違反だ」と批判するのは構いません。
「ぎりぎりルール違反じゃないかもしれないけど、ずるいんじゃないの」というのも批判されてしかるべきでしょう(フジテレビ買収騒動の折は、私はライブドアのやり方について「ずるい」と書きました)。最近は風向きが変わってきているとはいえ、もともと、社会のルールというのは(特に日本の場合)「大人の良識」を前提につくられているものが多いのですから。

でも、それと「汗水たらして稼ぐべきだ」ということとは問題が違います。

私はモノ作りに携わっている人間なので、「汗水たらして稼ぐ」という倫理観はキライではありません。どちらかというとそういう「地に足のついた」系の倫理観はかなり好きです。ただ、そういう倫理観や主義主張というものは、自らを律するために自分の内面に向けていくものではないかと思うのです。それを正義の味方になって振りかざしてしまったとたんに、せっかく持っていた倫理観、道徳観は単なる方便になってしまう、そんな気がします。
自分の中に内在する危うさ、人であれば誰でも持っている弱さを思うと、とても大上段に振りかぶって他人を断罪することはできない-易経に学ぶ企業倫理と危機管理を読みながら、そんなことを思いました。

しつこいようですが、お勧めです。
(めざせ、ロングセラー)

リーダーの易経―時の変化の道理を学ぶ

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【黄金の金曜日】仕事の儀式

節分の日の【黄金の金曜日】。今週の御題は「仕事の儀式」

仕事をしていても気が乗らないときや集中したいとき、ありますよね。 そんなときに(意識的にあるいは無意識に)やる 動作・体操・呪文などの「儀式」はありますか? (誰でも持っています。無くて七癖、よく考えて発見してみてください)

これはですねー、いきなり宣言してしまいますね。

「午前中に、報告書をしあげるもんねー」

てな感じで。

そーすると、次に

「できちゃったよん」

と宣言するまでは、少なくとも周囲からは不要不急の案件は入ってきません。電話も極力他の人にとってもらうようにするので。このとき肝心なことは二つ。

● 「ちょっと急がないと間に合わない」くらいを目安に
   締め切り時間を宣言すること

● 逃避行為を招くような単純作業仕事はあらかじめ
   やっつけておくか、他の人に委任すること

要するに「外堀を埋めておいてから宣言する」というのがポイントです。

もちろん、他の人が同じような状況にあるときには自分が代わりに電話に出るなどサポートするという関係があってできることですが、この「宣言する」ワザは私は割と良く使います。最初は意識してやっていたことですが、最近は「気がついたら宣言していた」ことが多くなっているので、それだけ周囲にサポートしてもらっている部分が多くなっているかもしれません。

ま、「言ったもん勝ち」ということで。気乗りのしない仕事を一気に仕上げたいときはお試しください。

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