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邪(よこしま)ということ

今日は面白い一日でした。
「できごとが」というよりは、「それに対する自分の反応の変化」がなかなかに面白いものがありました。「物事はとらえ方次第」というのがようやく理解できたと言ってもいいかもしれません。

先週の段階では、今日は午前だけ出張が入っており、午後からは会社に戻って仕事をする予定だったのですが、今週に入って急遽「どうしても夕方から打ち合わせをしたいから、会社に戻らないでそのままどこかで時間をつぶしておいて欲しい」といわれたんですね。で、今日の午後はパソコンなしで処理できる書類を抱えながら、近くの喫茶を転々として仕事をしていました。ところが、15時ごろ突然打ち合わせ中止の連絡が入りました。

その理由が理由だったので、連絡を受けた当初はかなり腹が立ちました。中止の理由というのは、「著名な方の奥さんにディナーのお誘いを受けたから」ということだったんです。転々としている間に会社に戻っていれば、山積の仕事をもうちょっとさばけたはずですから、「時間を返してくれ~!!」という感じでした。が、まぁ面と向かって誘われれば確かに断りにくいだろうし、人脈も広げたくもなりますよね。無理もないことかもしれません。

と思って、腹立ちはずいぶん収まりました。

そのあとふと、緊急性・重大性がそれほどでなくても、「既存の予定をキャンセルして、新しいほうをとる」ということは、結構自分もやってしまっているなーと気づきました。これって実は無意識に「人を天秤にかける」という行為をやっているんですよね。新しいほうのオファーを断ると相手が機嫌を損ねてしまうかもしれないだから新しいほうのオファーととる、という時に、裏では「前の約束の相手に多少悪く思われても、こっちの人との繋がりが大事」という計算を気づかずにやっていたりします。

「人を天秤にかけるような失礼なことはやらない」と自分で思っていたのですが、それは単なる思い込みでした。

もっとも邪(よこしま)なことは、自分の中に邪がないと思うこと

という言葉がリーダーの易経―時の変化の道理を学ぶに出てきますが、まさに、「邪はないと思いかけていた自分」に気づくことになりました。それに気がついたとたん、「せっかくの機会だから、楽しんでおいでよ~」と言う自分がいました。腹立ちはどこへやら。めったになく早く帰宅してしまったので、平日には珍しくまともに夕食できましたし。なんか、儲けたような気分になってしまいました。その感情の変化が今日、一番に面白かったことです。

ついでに、「人を天秤にかけないための対策」も考えてみました。新しいオファーが来たときに古い予定をキャンセルしそうになったら、古い約束を結んだ相手と、新しいオファーの相手を入れ替えてみてどっちを取るか考えてみる、という方法です。
新しいオファーの相手がAさん、古い約束の相手がBさんとしたら、そのAさんとBさんを入れ替えてみる。それでも、新しいオファーのほうをとるというのであれば、それは本当に優先しなければいけない案件でしょう。逆に、相手を変えることで自分の選択肢が変わるようであれば、古い約束を優先すべきかな、と。
「人を天秤にかける」ってやりがちですし、だんだん年齢が上がってくると驕るチャンスも増えてしまうので、気をつけないと。

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