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亞さんの「「地火明夷」易経新シリーズ」

亞さんの日記にコメントをつけようとしたら、制限文字数を超えてしまいました。楽天のコメント文字数制限って、結構厳しいんですね。

そういうわけで下記は、亞さんの司馬遷の「人生を怨んだか」~「地火明夷」易経新シリーズへのコメントとなります。詳細はまず、上記リンクの日記をお読みください。

で、ここからがコメントですが・・・
現代的な考え方からすれば、多くの民衆に益をもたらした武王のほうが、自己の信条のために国政を投げ出した兄弟よりも、社会的貢献度は高いように思います。ですが、「仁」の持つ重みが今とは全く異なる古代中国であれば、伯夷・叔斉にとってみれば隠遁生活は殉教にも近いものだったのではないかと思います。詩はあのとおりですが、武王のことを嘆いても、世を恨んでいるようにも思えないのですが、どうなのでしょうね。

また。伯夷・叔斉が殺されそうになったところを、太公望(or民衆の声なき声)に助けられたのに対し、司馬遷は刑を免れなかったということを見ると、両者の間には「徳」と「引き際を知る」という点で大きな差があったのではないかとも思えます。「伯夷・叔斉は人生を怨んで死んでいった」と司馬遷が書いているのは、おのずと司馬遷自身の器量が伯夷・叔斉のそれに及ばないことを示しているようにも思えました。

天がどう、神がどうという前に、本当は自分が見るべきものを見ているかということを考えることが大事なのでは、ということを感じました。でも、難しいですけれどね。岡目八目の時にはそういえますけど、いざ自分のこととなると言っている通りにはならないのが人間です。そういう弱さも、それはそれでわかります。

ってここまで書いて気がつきましたが、いくらなんでもこれではコメントとして長すぎますね。

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