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知的複眼思考

苅谷剛彦さんの「知的複眼思考」はずいぶん前に読んだのですが、右脳的読書生活のRSさんが紹介されているのを読んでまた読み返したくなりました。

読み返してみると、「考えるプロが明かす「思考の生活習慣病」克服法」や、「ブレイクスルー思考―ニュー・パラダイムを創造する7原則」などとの共通点が多いことに気が付きました。

思考停止に陥ってしまうストップ・ワード(苅谷さんの言葉を借りると「マジック・ワード」)に頼らずに、自分の考えを突き詰めていくこと、「問い」を何階層にも展開していくことなどにより、多面的に物事を見ることができるようになるということは、これらの本に共通するポイントでした。

ただ気をつけておかなければいけないことがあります。「なぜ」という問いかけの仕方は、自分の中で問答を繰り返す分には問題がないのですが、他人に対して「なぜ」を使うと攻撃性が増してしまうことがあります。「なぜ」というキーワードが、責任追及の場面で使われることが多いため、相手が無意識のうちに防御体勢に入ってしまう場合があるんですね。もともと「なぜ」と聴くことの目的は、新たな場面を創造することにあると思いますが、他人に対してこの言葉を発してしまうとしばしば逆の効果を生んでしまうことになります。

他人に対して「なぜ」と聞きたくなったら、「その背景には何があったの?」「どうするとうまく行くと思う?」というように「なぜ」を翻訳して問いかけてあげると、聴いてもらえることが多いようです。

そんなことを考えつつ、こんなマインドマップを書いてみました。

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